
春の味覚 たけのこを提供しました
当院では毎年4月初めに生のたけのこを提供しています。香りがよく味も魅力的なたけのこは様々な料理の食材として活躍します。今年は、4月5日(土)に石川県金沢市の郷土料理でもある「たけのこと昆布の煮物」を提供しました。たけのこは味がよく染みこむよう煮込み、昆布もやわらかく煮ています。たけのこは薄切りに昆布も細かく切ることで食べやすいようにしています。
たけのこと昆布の相性がよくどちらの旨みも感じられる料理となっています。
栄養面ではたけのこは食物繊維が豊富なため腸内環境を整えるとともにコレステロールの吸収を抑える働きが期待できます。
たけのこは成長が早く、すぐ竹になってしまうため生のたけのこを楽しむことができるのは3月~5月の今の時期だけです。たけのこは「湯を沸かしてから掘れ」という言葉があるように、鮮度が大切で収穫直後からアクが増していきます。そのため、たけのこは収穫後できるだけ早く茹でる必要があります。
自宅で生のたけのこを下処理して茹でるのはなかなか大変ですね。下処理済みの水煮タイプのたけのこも年中手に入れられますがやはりこの季節ならではの生のたけのこを旬の時期に食べ楽しみたいですね。
春ならではの食材で春を感じて頂けたらと思います。(N記)